小説の書き方!プロットを初心者が引くのならコノ方法で

 

小説の書き方!プロットを初心者が引くのならコノ方法で

小説の書き方の中でも、多くの方が頭を悩ませるのがプロットです。このプロットというのは、物語の設計図だと考えてよいでしょう。

 

プロットを用意せずに小説を書き始めた場合、物語に矛盾が生じたり途中で行き詰ったりします。

 

プロット

 

プロット作成の準備

 

プロットの引き方には、いくつもの種類があります。

 

ですが小説の書き方をこれから学ぶという方は、難しいプロットの引き方は避けるようにしましょう。混乱してしまい、プロットの段階で嫌になります。

 

まずは簡単なプロット作成から始める。これが小説をこからか書き始める場合に、徹底したい点です。

 

初心者のプロット作成・第一段階:5W1Hの設定

 

プロットを引くためには、予め材料を用意しておく必要があります。

 

ここでいう材料というのは、小説で使う設定です。

 

小説を始めて書くという方は、とりあえず5W1Hを決める事から始めるとよいでしょう。

 

とりあえず、物語のスタート地点をハッキリさせましょう。

 

初心者がプロット作成前に決めたい設定
  • When(いつ?)
     ○物語の舞台となる時代
     ○例:現代
  • Who(誰が?)
     ○物語スタート地点における主人公の状況
     ○例:40代の男性、佐々木修
  • Where(どこで?)
     ○物語の舞台となる国
     ○例:日本
  • What(何をするのか?)
     ○主人公が何を成し遂げるのか
     ○例:過去に戻る
  • Why(なぜそれをするのか?)
     ○主人公が行動をする動機
     ○例:妻が死に瀕している
  • How(どのように?)
     ○Whyを満たすために行うこと
     ○例:悪魔と取り引きして過去に戻る

 

初心者のプロット作成・第二段階:5W1Hを参考に箇条書きを

 

5W1Hを決めたら、次は設定から物語が本格的にスタートする地点までの物語を箇条書きにしましょう。

 

上記の設定であれば──

 

  • 佐々木修の妻が死に瀕している。
  • 病院にいたが現実に耐えきれず外に出た。
  • 日が傾く頃、修は高台にあるベンチに座っていた。
  • 声を掛けられる。
  • 修が頭を挙げると、あらゆる優しい笑みを浮かべる老人がそこにはいた。
  • この世の存在ではないと本能的に理解する。
  • 老人は己が悪魔であると伝えると取り引きを持ちかけた。
  • 取り引きは、妻の病を治す代わりに、過去に戻ってやって欲しい事があるという内容。
  • 修は悪魔との取り引きに恐れを抱く。
  • だが、最終的には取り引きに応じる。
  • 途端に意識が遠のく。
  • 修が現代の最後に見たのは、あらゆる悪意を詰め込んだような老人の笑みであった。
  • 目を覚まして周囲を見回す。
  • 修の目に映ったのは白髪の老婆。
  • 亡くなった祖母の姿であった。

 

私が書くのなら、こんな感じですかね? 設定した5W1Hの内容を参考に、思いつくまま文字にしてみました。連想ゲームのような感じです。

 

このとき、ザッと書いた後で少し捻りを入れると話が面白くなります。例えば今回の場合であれば、最初は優しい笑みを浮かべていた悪魔。しかし過去に行く時に主人公が見たのは、悪意に満ちた笑顔だったという部分です。

 

悪魔の狡猾さが少し出ているので、読者さんは今後の展開が気になるのではと思います。

 

初心者のプロット作成・第三段階:1000文字のあらすじ

 

5W1Hを参考に箇条書きを作ったら、今度はあらすじを文字で表しましょう。

 

あらすじ考えるとき、最初に考えると良いのは何が物語を動かす核になるのかという点です。

 

今回であれば、How(どのように?) の例:悪魔と取り引きして過去に戻るが核になりそうです。

 

悪魔と取り引きしたので、その対価を支払う必要がある。どんな対価を要求されたのか? 過去に修を戻してまで悪魔は何を成し遂げたいのか? このような点を物語の中核にできそうですね。

 

このように、5W1Hと箇条書きから物語の核を考えてみて下さい。

 

そして、面白い点はどこ? この物語の特徴はどこ? 読者層は? これらを決めてから1000文字のあらすじを書きましょう。

 

初心者のプロット作成・第四段階:プロット作成開始

 

ここまでの段階で、物語のスタート地点が明確化されたはずです。スタート地点を明確にすることで、物語は考えやすくなりますよ。

 

次は、いよいよプロットを引く段階です。

 

最初で述べましたが、難しい事は行わないようにしましょう。プロット作成の段階で嫌気がさしてしまっては、元も子もありませんから。

 

ですから起承転結に落とし込むという、初心者の方には最も基本的なプロット作成をオススメします。物語の展開に活かすのであれば、起承転結は以下のように考えると良いですよ。

 

起承転結
  • 起:物語の設定を説明する
  • 承:事件が始まる
  • 転:事件を解決する
  • 結:事件解決の結果

 

起の部分は、大雑把ですが出来ていますよね? 第二段階で書いた物を参考にすれば良いのです。

 

あとは、承転結の部分を埋めて行くだけです。

 

起承転結について

 

起承転結を物語に当てはめる場合、いくつものパターンが存在します。

 

例えば──

 

  • 起承転転結(転を2回行って物語が二転三転する)
  • 起承転起結(後半の起で伏線を加える)

 

その他にも、色々なパターンがあります。

 

ですが小説を書き慣れていない段階では、基本である起承転結のみを扱った方がよいですよ。話がゴチャゴチャしてしまうので。

 

初心者のプロット作成・第五段階:プロットに追加

 

※この部分は、混乱をするのであれば無視をしましょう。

 

起承転結を書いたのなら、一先ずプロットは完成となります。

 

ですが、この段階のプロットでは小説を書きあげるのが難しいと思います。途中で手が止まる方が大半であると、断言できる程に。

 

シーンを描くには、この段階の情報だけでは足りないのが現実です。ですから起承転結の各部分に、疲れない範囲でよいのでアイデアを加えて行きましょう。

 

とりあえず、以下の3点を考えると良いですよ。

 

考えたい3点
  • 主人公の欲望を明示するシーン
  • 欲望を持つ動機を明示するシーン
  • 主人公の最終的な変化を明示するシーン

 

ですが今回、私が考えた設定だとこの3点で考えるのは難しいかもしれません。

 

この3点は、主人公の内面が外に現れるシーンです。内面(信念など)→外面(環境を変えるために行動)という流れになります。

 

一方で私が考えた先の設定だと、周りの変化(事件など)に主人公が適応していくという形になるのではないでしょうか? 外面(事件)→内面(対処法を考える)→外面(解決のために行動)という流れです。

 

ですから、事件に主人公が引っ張られるという場合は──

 

事件に主人公が引っ張られるという場合
  • 事件が起こったことを明確に伝えるシーン
  • 主人公が事件を解決したい動機を明確にするシーン
  • 事件の解決によって生じる主人公の変化(心や環境)を明確にするシーン

 

こういった3点を明確にすると良いのではないでしょうか?

 

考えたら、起承転結の中に放りこみましょう。

 

終わりに

 

初心者さん向けのプロット作成であれば、こんな感じでしょうかね?

 

プロットというのは、設定で決めた情報を並べる段階だと考えれば良いと思います。

 

難しく考えない、難しい方法を行なわない。とにかく難しい事は避けて、まずは小説を書き上げることだけを考えましょう。

 

小説を楽しく気楽に書いて、もう少し勉強したいと考えたら難しい事は学べば良いのです。

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