爵位の特徴と小説での使い方

 

爵位の特徴と小説での使い方

小説を書くとき、主人公の出世を考えた場合に爵位が必要となる事があります。

 

そのような場合に備えて、爵位について勉強をしておきましょう。

 

なお爵位は、伯爵を基準に考えると分かりやすいですよ。

 

侯爵(marquess)

 

語源は辺境伯(markgraf)

 

他国と接する国境地帯を守る貴族。

 

間違いなく大貴族で、普通の伯爵よりも広い領地を持っています。

 

とうぜん他国からの侵入に対して、軍事指揮官の権限を持っています。

 

小説の公爵

 

小説などで権力を示すのなら、地方派閥などのトップなどとして出す事が多くあります。

 

伯爵(count)

 

語源は、君主とともに歩く者を指すcomeo。

 

多くの人がイメージする貴族っぽい貴族。

 

他の爵位については、伯爵を基準に考える事で理解しやすいかもしれません。

 

2種類の伯爵

 

伯爵位は2種類が存在します。

 

領土持ちの一般的な伯爵、中央行政に関わる伯爵の2種類。

 

このうち中央行政に関わる伯爵は、宮中伯、帝領伯、王領伯、地方伯などと表現されます。

 

中央行政に関わる伯爵は、領地をもたないので権力争いに負けると即座に没落します。

 

伯爵が力を持つと

 

伯爵が力を持つと、自称公爵や自称侯爵となります。

 

その上で、周囲の貴族が追認し始めると本当の公爵や侯爵として扱われるようになることも。

 

力を持ちやすい伯爵が存在する

 

力を持ちやすい伯爵は、大都市周辺に領を持ったパターン。

 

伯爵はピンからキリまでいる

 

伯爵は、権力に幅のある爵位。

 

王に直接進言できる宮中伯もいれば、借金まみれで領地すら担保になっている場合も。

 

小説の主人公を伯爵位につけるのなら、このピンからキリまである点を利用すると良いかもしれません。

 

一番使いやすい爵位

 

伯爵位は、爵位の中で最も使いやすい。

 

細かな設定が出来ていない場合は、まず伯爵として登場させる。

 

その後で、強い権力を持たせたいのなら辺境伯にするという手もあります。

 

子爵(viscount)

 

子爵の語源は副伯(viscount)

 

伯爵の仕事を補佐するのが仕事。

 

子爵位を名乗るのは、伯爵家の令息が伯爵位を継ぐまでか、伯爵家の分家の当主。

 

敬称は卿。

 

小説での使い方

 

伯爵家の令息が、伯爵位を継ぐまで名乗ることができる子爵。

 

この点を利用して、子爵と名乗らせておいて実は伯爵の息子という感じでミスリードさせることが可能。

 

また子爵を、公爵や伯爵の古文という感じで登場させれば、派閥に厚みを出す事も可能。

 

子爵の仕事

 

子爵の仕事は、伯爵のお手伝い。

 

小都市や城の管理を任される事が多くあります。

 

中には宮中で働く子爵もいますよ。

 

こういった点を考えると、子爵というのは貴族の肩書きを持つ中間管理職だと言えます。

 

男爵(baron)

 

男爵の語源は自由民(baro)

 

ご存知の通り、男爵というのは領地を持っていても権力の小さな貴族。

 

男爵が治めるのは、村や町。

 

地域や時代によっては、貴族扱いすらしてもらえないことも。

 

敬称は卿。

 

男爵はフットワークが軽い

 

男爵は、フットワークが軽いという特徴があります。

 

かなり強かで、情勢に応じて上の貴族の陣営を乗り換えたり、まれに国すらも乗り換える事が。

 

2種類の男爵

 

男爵には、領地をもったタイプと、中央行政の官僚タイプの2種類が存在されます。

 

この男爵位は、傾いた国の場合は金銭で売買されることも。

 

金銭で買った男爵位は、一代限りの準男爵という場合がほとんどです。

 

騎士爵(knight)

 

騎士爵の語源は、従うもの(cniht)

 

時代や場所次第では貴族扱いされません、一般的には最低辺の貴族とされています。

 

敬称は卿。

 

騎士爵の仕事

 

騎士爵は、他の貴族に仕える事で給料をもらっている。

 

いうなら職業軍人ともいえるサラリーマン。

 

そんな騎士爵の雇い主となるのは、王族〜男爵まで色々。

 

騎士の仕えるのは誰?

 

騎士が仕えるのは雇い主。

 

仮に王族であっても、他の貴族に仕えている騎士に命令を出すのは非常識な行為となる。

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